発達障害 Part6 [学習障害者] 進学と就職のキーポイント その2

面接の準備を進める様子を表現したイラスト

前回の進学と就職のキーポイント その1からの続きです

私の息子は、家庭の経済的理由により、寮生活の高校を諦めた結果になりました。
そのような時期に、ある情報が入りました。地元のある高校が、女子校から共学の高校に変更されるという内容でした。

専門性のある学科を設置して、多くの幅広い子供たちに門を広げているという情報を掴みました。オープンキャンパスにも行き、家から自電車で15分程度の場所にあり、私立ではありましたが、寮生活する高校から比べると、奨学金など利用すれば、経済的にもなんとかなるという状況になり、この高校に受験を息子ともども納得でき決心しました。

進学のポイントおさらい 3つ

1.経済的に許されるなら、寮生活の高校

2.高校はできるだけ学力のハードルが低い学校を選択
できれば学校の見学会や学校に直接、発達障害や学習障害の生徒に対する、学校としての対応をどのようにされているのか、単刀直入に聞かれたほうが良いと思います。私達夫婦は足を運んだ高校は、直接学習障害の子供のことについて、どのくらい先生が理解し、学校が対応しているのか聞きました。どのくらいの正確な情報が伝えられているかわかりませんが、対応する先生の口調や姿勢でなんとなく掴めると思います。

3.発達障害相談支援センターに相談

私たちは、当時私立の高校しか対応してもらえないと思い、時代も学習障害があまり知れ渡っていない時代でしたので、止む得なかったと思います。
しかし現在は、公立の高校でも偏差値の低いところであれば、少々学力の問題がある子供たちも集っているので、何らかの対応があるような気がします。各地域の発達障害相談支援センターに相談されるのが良いと思います。

学習障害の状況で進学した息子の成績を載せておきます。受験の中学3年生の時の成績です。

 

息子が中学生のとき、字が読めないことを担任の先生に伝え、配慮を願いました。3年間どこまでのフォローがされたか詳細に確認はしていませんが、テストのとき別室で問題を先生が読んでくださって、テストを受けたということです。テストのときだけ読んでもらったから、勉強が進むわけではありませんが、通信票は上に掲載した結果でした。少しのことでも助けを周りの大人たちがしてくださると助かります。できないから切り捨てるでは、伸びる可能性すらその芽を詰んでしまいます。

 

息子が学校でもう少し真剣にやっとけばよかったと言っていたのが、パソコンの操作でした。特に社会人になってから、エクセルの入力やフォトショップという画像処理のソフトがありますが、その扱い方をもっと真剣にやっておけばと、仕事上直面した時に感じたようです。

高校進学のメリットとして人の出会いの大切さを上げてきました。しかし、学ぶということを高校でも、できるところから取り組んでゆくことは、社会人になるための大切な土台になると思います。

高校3年間、幸いなことに友人があたえられ、フォローしてくださる先生にも恵まれて、学校に行きたくないという気持ちも出ない状況で、卒業までできました。

さてここからです。

いざ就職となると息子が就職できるところがあるのかということです。

少し前に述べましたが、ここで考えたのが自動車好きであった息子ならと思い、高等技術専門校で自動車の整備士を勉強できればと思いました。受験しましたが3回受験し3回落ちました。高等技術専門校の進路は完全に絶たれました。

こうなると就職を考えなくてはなりません。学校の求人はすでにほとんど締め切られ、学校を通しての企業の就職は、希望する時期も遅かったので限られていました。

工場などの求人がありましたが、ピンと本人も来ませんでした。自動車の整備士関係がないか、手探り状態でハローワーク求人を検索しました。さすがに整備士は即戦力を求人しているようで、無理だと思いました。その中でガソリンスタンドの求人が出ているのがあったので3社ほど打診をしました。

その中の2社が、高校卒業の人材を入れても良い感じの反応があり、学校を通して入社のための面接試験を受けることになりました。結果2社受けて1社から合格を頂きました。社会人として第一歩の勤め先を見つけることができました。

この会社にたいし息子自身が、学習障害を持っていることを一言も伝えていません。詳細なことはわかりませんが、よくぞ雇ってくださったと思いました。

現在は障がい者雇用というのがあり、一定の人数の従業員を抱えている企業は、身体障害者・知的障害者・精神障害者を企業の人数の大きさに合わせて、雇用するという制度ができており、以前よりは幅広く勤める会社を探すことができるようになっていると思います。

これも各地域の発達障害相談支援センターに相談されると良いと思います。

次回は息子の転職を紹介したいと思います。

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