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[発達障害] Part5 [学習障害者] 進学と就職のキーポイント

発達障害の中でも、学習障害の子供さんをお持ちの進学と就職について、三十代息子の今までの進学、就職について書き記したいと思います。

可能なら高校進学を目指したい

学習障害ということで進学に対して消極的になってしまいます。
ほとんど字の読めない息子をみていると、進学できる高校があるのか、疑問に思うばかりでした。

そこで息子でも進学でき、学習障害の者でも受け入れてくれる学校があるのか調べました。
まずカウンセリングでお世話になっている、大学の教授から教えていただいた、2校を訪ねることにしました。

                                                                   

1校目は、当時、日生学園第二高等学校(現在 青山高等学校)の見学会に行きました。
大変景観が美しい場所に建てられています。

現在は、当時と違い方針が変わったようで、ネットのホームページをみると、下記の内容などが口コミで掲載されています。
当時は学校に行きたくても行けない子供たち(当時不登校の子供たちが多かったように思います。)をサポートして、全寮制で募集していました。

 

 

 

 

 

口コミポイント
学校の良し悪しは、どこの学校でもあると思います。同じ空間にいる生徒でも、その子供が受け止める色眼鏡によって、赤にでも青にでも真っ黒でも見えます。子供の受け止め方、自分を変えるチャンスの場ではあると思います。
オープンキャンパスは、夢を見ないほうが良いと私も思います。私自身も息子の時行きましたが、当然のことですが良い部分、良い生徒さんしかオープンキャンパスでは見せないだろうなと思いました。これは至極当然で、商品を紹介するときと一緒で、わざわざ欠点を見せつけて売ることはないことと同じです。完璧な学校、教育施設は無いと思います。

                                                                 

もう一つは、徳風高等学校です。
現在も当時の姿を維持しつつ、新しいコースで就学困難な方たちを受け入れておられるようです。
これも口コミを掲載しておきます。

口コミポイント
良い悪い色々と評価されますが、個人的にポイントとしては、低いハードルで判断すると、まず学校に行く、自分が受け入れられる(いじめを受けない)、卒業までに一人でも良いお友達をみつけてくれれば、小さいですけど、本人にとって大きな一歩になってると思います。先生の出会いも良し悪しの大きなポイントになると思います。先生も移動して以前いた先生がいなくなり新しい先生になっていると、進学した学校で先生の資質がその子供の学校生活が大きく左右される部分を思うと、良い先生に出会いたいものです。

                                                                   

なぜ高校進学にこだわったかと言いますと、

1.将来、就職にしろ専門学校にしろ高校卒というのが肩書として必要だと思い、どのような形であれ進学してほしいという思いがありました。

2.社会人として世の中に出る前に、多くの人たちと接する機会を設けるということです。学校生活は経験してほしいと思います。通信教育や、現代ならリモートでの教育もあるかもしれませんが、人と人が触れ合う、色々な人間性を持った人たちと出会ってほしいと思います。

他の多くの人間像をみて、自分というものを発見してほしいと思います。

なぜこのように言えるかというと、

1.息子が通った高校で色々な地域から来た同世代の子たちと、学校生活を送ります。自分は読み書きができなとレッテルを貼っているわけです。他のお友達と関わっていくと、学習障害ではないが、勉強が非常に苦手な子たち、中学校では不登校だったこであるとか、性格がユニークな子たち、確認はしていませんが発達障がを持っている子もいたと思います。

2.色々な同世代がいることを知って、視野が広がったようです。自分以外にも苦手なものを背負っている同級生をみて、何か精神的な不安を飛び越えたようです。
現在でもそこで出会った友達は仲がよく、それぞれ社会人として場所はバラバラですが、年に何回かは集まって楽しいひと時を送っているようです。

そういう訳で、

人の中に飛び込んでゆくことは不安もありますが、将来の社会人としての歩みの、通過地点に思っています。
これを避けて通っても、社会人として世に出る時、出くわすハードルになるからです。

                                                                   

通信教育が悪いとは言いません。当時の私の判断として通信教育の選択はありませんでした。ただ言えることは、高校卒業の資格を取っておくと、就職や専門学校進学の選択肢は増えると思います。
また高等技術専門校であれば中学校卒業からチャレンジできます。
ただ一つ体験した情報ですが、息子が高校を卒業して、就職の為に、自動車の整備士を目指して、高等技術専門校の門を叩きましたが、3度入試試験に落ちました。
3回目にチャレンジした時、専門学校の先生が少しお話ししてくださったのが、昨年までは作文を書いて提出すれば、筆記試験の点数の影響は少なかったのですが、昨年入学してきた2名の生徒が大変レベルの低い生徒で、学ぶ態度や周りに悪い影響を与えるような生徒の感じでした。この件で入試の筆記試験に関しては、ある程度の学力を持っているものが合格ということで、残念ながら断念せざる終えませんでした。
地域によって状況は違うと思いますので、それぞれ近くの高等技術専門校の情報をチェックされると良いと思います。

                                                                   

私達は最終的にどうしたかといいますと、

経済的に余裕のある状況ではなかったので、見学に行った寮生活をしながらの高校は、2校とも諦めました。
そういって通常の公立の学校では中々対応の難しさがあると当時思っていました。他にも、通信教育や夜間の学校、また高校卒業を導いてくれる通信教育と夜間学校の中間みたいな学校も当時あったように記憶しています。

そうこうあがいている間に、ある一つの情報が入りました。
つづきは、次回へ
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